2011年3月29日火曜日

思い出ばなし

私が就職してすぐのころに、母から聞いた話。
営業でトップの成績を出し続け、東京まで表彰
されに行ってた頃、それまで自分の仕事に関わる
事について話す事のなかった母が、こんな話を
してくれました。
まだ私が独身で、勤務地だった長野から帰省した
時だったかな?
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もしあんたが、結婚して、子供が出来たとする。
まだ子供はちいさくて、奥さんも働かれへん。
そんな時、事故であんたが死んだとする。
お嫁さんは小さい子を抱えて、ショックで何も
出来ひんやろなあ。一日中泣いて暮らすやろう。
でも、一年中泣きどおし泣いたら、少しは落ち着いて
次の人生を考えられる様になるんちゃうかな。
だからあんたも、結婚したらお嫁さんが一年は泣いて
暮らせるだけのお金の出る保険にはいり。
それが甲斐性ちゅうもんやで。

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そんな母は、二度の癌を克服し、そろそろ本気で
引退予定。本人曰く本業の機織りに集中するのだ
そうです。ちなみに、母は私の妹が保育園に入れる
年齢になってから、生命保険の営業を始めました。
ちょうど、私の今の年齢からです。
団体や企業を相手にせずに1000件の契約をあげるのは
すごい事だそうです。昨日も書いたけど。
そんなおかんに、ラブフォーエバー。

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